新宿サザンテラスに「クリスピー・クリーム・ドーナツ」(http://www.krispykreme.jp/)の日本一号店がオープンしたのは2006年12月。オープンから7ヶ月が経過したが、未だに店に入る列は1時間半待ちだ。この光景をニュースで見て、改めて日本の平和さを実感するとともに、「日常生活の中の(小さな)非日常」を垣間みた。
かくいう私も、実は今年札幌の雪祭りを訪れた際には、2泊3日の滞在期間に「けやき」というラーメン店に入るために1度ならず2度、合計で約3時間並んだ。はじめて並んだ時は店の席数を確認せずに勢いで並んでしまったため、途中で待ち時間が1時間以上かかることに気づいた時には引き返せない状態になっていた。だが、1時間以上待った後に味わったラーメンの味と香りがあまりにも希有で貴重なもののように感じ、気がつくと次の日も並んでいた。
東京ではエレベーターが15秒来ないとイライラする私がなぜ札幌では1杯のラーメンのために1時間半も待てたかというと、好奇心もさることながら、きっと札幌滞在が私にとって「非日常」であり、時間に対する感覚が日常生活とは異なっていたためではないかと思う。
前述のクリスピー・クリーム・ドーナツに戻ると、様々な行列の心理が絡んでいるのだろうが、きっと列に並んでいる間は、列の先に待つドーナツに気持ちを傾けることで日常生活のストレスや不安から少し解放され、非日常的な異空間にいることだろう。 余談だが、ある会社の社長さんから、「銀座のホステスさん達はクリスピー・クリーム・ドーナツが出来てから太って困っている」という話をうかがった。無論冗談だろうが、一瞬、お客様からいただくのだろうか、それとも昼間時間があるから並んでしまうのだろうか?と考えてしまった。。。
新宿の行列を見て私も少しクリスピー・クリーム・ドーナツにそそられ、ロンドン出張時に郊外のショッピングモールで食べてみた(待ち時間なし!)。ブログでは「甘過ぎ」という意見がやや目立つが、非日常的な空間で味わったドーナツの甘さにはほどよく心を癒された。
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食べ終わった後、満足があってからこそなんだろうね。もし、エレベータに乗るのに一時間かかっても、降りたときに、憧れのスターがいたら…