六本木ヒルズで期間限定(7/25〜8/19)オープンの「宇宙の中の水玉カフェ」http://roppongihills.com/jp/feature/vol069/kusama.html に通りがかりに立ち寄ってみた。アーティスト草間彌生さんとのコラボとあって、カフェの内装は何とも言えない独特の「Kusama world」だった。そのカフェの壁面にある彼女のメッセージを読んだとき、突然頭の中で 草間彌生さんと藤田嗣治さんの姿が重なった。
2人は時代も性別も表現方法も異なるが、その出で立ちの斬新さ、行動力、異文化の中で芸術的才能が開花した点では共通している。 二人ほどの前衛的な発想の持ち主にとっては、日本を離れて異国の地を求めることは必然だったのかもしれない。日本では理解されなかった異質さが海外ではユニークで特別だと評価を受け、その評判が時を経て日本に「逆輸入」された。残念ながら藤田嗣治さんの場合は 亡くなったずっと後にしか日本で評価されなかったようだが。。。
最近でも海外で認められてはじめて日本での名声が高まったケースは聞く。日本で有名になっても自国では全く認められない欧米人のケースとは対照的だ。異文化への関心は高いが、身の回りの異質な考えや行動に対する許容度が低い点では本質的に100年前の日本と変わっていないのかもしれない。
もしも草間彌生さんと藤田嗣治さんが青年期を2007年の日本で過ごしていたとしたら、果たしてどの程度の日本人が2人の才能を見抜けたのだろうか。