花火大会といえば日本の夏の風物詩のひとつだ。今年は例年より夏らしい気候が訪れたのが遅かったため、短い夏を精一杯堪能しようと8/12(土)の東京湾花火大会に続き、8/16(木)の神宮外苑花火大会http://www.yamaguchi.net/archives/001586.htmlに出かけた。神宮外苑花火大会に行ったのは1999年以来、久しぶりだったのでとても楽しみにしていたのだが、残念ながら特別協賛のDHCの宣伝色が目立ちすぎて、エンターテイメント効果が半減していた。
神宮外苑花火大会では4つの会場があり、定員9万人の チケット代だけで推定2億円〜3億円が見込めるが、会場の設営費、1万発の花火の打ち上げ代、ゲストの出演料、企画・マーケティング、人件費その他のコストを考えればスポンサー料が重要であることは概ね理解できる。ただ、問題なのは、普段私たちが広告に触れるTVやインターネット、交通広告では興味のない広告には注意を払わず、お金がかかっているという意識も低いのに対して、神宮外苑花火大会では指定席代として1人4,500円(外苑球場の場合)払っているというコスト意識が働いていることと、観客は席に座ったまま宣伝を見聞きすることを余儀無くされている点である。
日本の花火大会は世界に誇れる技術、規模であり、様々な国籍の人々が訪れる。中でも神宮外苑花火大会は比較的容易に指定席をとれる数少ない花火大会のため、海外からのゲストを招待する人も少なくない。盛大な花火大会を開催するために決して企業スポンサーの存在を否定はしないが、日本が誇れる文化、エンターテイメントとして観客の視点にたったスポンサーのあり方、PR方法を配慮いただきたい。